生活保護は受けれるの?

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自己破産後に生活保護は受けれるの?生活保護者が自己破産するとどうなる?

 

生活保護は受けれるの?

まずは、自己破産をした人が、その後に生活保護を受けられるのかという問題について説明をします。

 

自己破産をした人は、いわゆるブラックリストに載ってしまいます。

 

ブラックリストに載ると、過去に金融事故を起こしたということが、金融機関にバレてしまいます。

 

そのため、金融機関からの信用を失い、しばらくの間はクレジットカードやローンの審査に通らなくなります。

 

問題なのが、生活保護を受けることにまで影響するかですが、

 

結論から言うと、全く影響しません。生活保護とは、憲法で定める生存権を実現するための制度です。すなわち、「健康で文化的な最低限度の生活」を、全国民が送れるようにするための制度です。

 

病気の人や、年齢や能力の問題で収入が低い人、シングルマザーなどでも、最低限度の生活は送れるように、憲法が保障しています。生活保護を受けるための条件は、「資産がないこと」、「親や兄弟、親族からの援助を受けられないこと」、「収入が最低基準を下回っている」という3つです。

 

この条件を満たしていれば、生活保護を受けられる可能性が高いです。過去に金融事故を起こしたことは、なんら影響はしません。自己破産をした人は、借金を踏み倒した人なので、金融機関からの信用は失われています。借金を踏み倒された人は、恨んでいる可能性すらあります。

 

しかし、生活保護は、

 

お金がなくて最低限の生活すら送れない人を国の制度によって助けてあげようという制度ですので、法律で定められた条件さえ満たしていれば、受けることができます。そして、その条件の中に、「過去に破産をしている人は受けられない」という条件はありません。

 

生活保護を受けるための条件の1つに、「資産がないこと」があげられます。資産を持っているのに、それを隠して生活保護を受けるという、不正受給が問題になっています。

 

役所は、資産がないことをしっかりと調べますが、自己破産をしてからそれほど経っていない人は、資産を持っていない可能性が高いです。なぜなら、破産をすると資産はすべて没収されてしまうからです。その意味では、破産をした人は、生活保護を受けやすいと言えるかもしれません。

 

次に、

 

次に

もう1つの問題である、生活保護者が自己破産をするとどうなるのかについて、説明をします。

 

生活保護を受けている人は、ローン審査に通らないので、借金をすることはできないはずです。

 

しかし、ごく稀に、借金をしてしまう人もいます。生活保護を受けている人は、金融機関にそれを隠して十分な収入を得ているフリをして申し込みをしてしまうと、最悪のケースでは詐欺罪で訴えられてしまいます。トラブルの元になるので、嘘をついてローン審査に申込みをすることは、絶対にやめておきましょう。

 

新しく借金をすることは、基本的にはできないはずですが、親から相続してしまったケース、友人の連帯保証人になっていて、それを押し付けられてしまったケース、あるいは元々借金があったが、返済を待っていてもらっていたケースなど、生活保護者でも多額の借金を抱えている人は、存在します。

 

生活保護費から借金を返済していくことは基本的にできないので、ケースワーカーからは自己破産を勧められる可能性が高いです。ケースワーカーが破産をするように指導をするということは、それはむしろ好ましい行為ということなので、素直に指導に従っておきましょう。逆に、ケースワーカーの指導を無視していると、生活保護を止められてしまうこともあります。

 

破産をしたからといって、生活保護を止められるということはありません。

 

問題なのは、弁護士費用をどうするかでしょう。法テラスに相談をすると、弁護士費用を立て替えてもらえる制度を利用できます。生活保護を受けている人は、弁護士費用だけでなく、裁判所に納める予納金なども立て替えてもらえます。

 

立て替えてもらうということは、後で返還をしなければならないということですが、破産の手続きが終わった時点になっても、まだ生活保護を受けている人は、返還を免除してもらえるという制度があります。

 

すなわち、生活保護を受けている人は、ほとんどコストをかけずに破産ができるということです。このような制度があるので、利用をするようにしましょう。

 

もしも制度を利用せずに破産をしてしまうと、

 

弁護士費用などを生活保護費から少しずつ支払っていかなければならなくなります。生活保護でもらえるお金は、ほんとうにギリギリの生活ができる程度のものなので、弁護士費用の分割払いが月々わずかな負担であっても、厳しい生活となってしまいます。

 

制度については、ケースワーカーや法テラスに相談をすれば教えてくれますので、しっかりと相談をしておき、損をしないようにしておきましょう。まとめると、破産をしていても、生活保護にはほとんど影響はありません。

 

ブラックリストに載ってしまうので、ローンなどを利用できなくなるというデメリットはあります。しかし、どちらにしても、生活保護を受けている人は、ローン審査には通らないので、あまり影響もないでしょう。早く自立ができるように努力をしましょう。